「Windows 10 バージョン 22H2」がリリース間近 ~Release Previewチャネルに初登場／今秋、正式公開

米Microsoftは7月28日（現地時間）、「Windows 10 バージョン 22H2」のプレビュー版をRelease Previewチャネルへ公開した。「Windows Insider Program for Business」の参加者に対し、今秋の正式リリースに備えて事前に組織内のデバイスで検証するよう呼び掛けている。

今回リリースされたプレビュー版のビルドナンバーは、「19045.1865」（KB5015878）。OSのコアは「バージョン 2004」以降と共通で、アップグレードは「イネーブルメント パッケージ」と呼ばれる小さな更新プログラムを適用し、旧版で無効化されている機能を活性化するだけで済む。更新処理は毎月のセキュリティパッチと大差ない時間で完了する。

なお、プレビュー版「Windows 10 バージョン 22H2」は一般のユーザーにも「シーカー」（Seeker）エクスペリエンスを通じて提供される。これは「Windows Update」を手動でチェックし、［ダウンロードしてインストール］リンクを押した場合にのみアップグレードが開始されるというもの。自動でアップグレードされてしまうことはなく、更新のタイミングはユーザー側で選ぶことができる。

プレビュー版「Windows 10 バージョン 22H2」を受け取るには、「Windows Insider Program」のRelease Previewチャネルに登録する必要がある

ちなみに、ISOイメージファイルの提供は今のところない。後日追加されるものと思われる。