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Samsung、UFS 4.0準拠のフラッシュメモリ量産を開始〜従来の2倍の速度

Samsungがスマートフォンなどのモバイル機器のストレージとして用いられるUFS規格の最新版、「UFS 4.0」に対応したフラッシュメモリの量産を開始したと発表しました。

その帯域幅は従来の倍であり、スマートフォンがより快適に動作しそうです。

SSDと同等の速度で小型低消費電力のUFS

UFSとはUniversal Flash Storageの略で、スマートフォンなどに使われるストレージの規格です。

その特徴は高速かつ小型低消費電力であるところにあり、従来スマートフォンなどのモバイル機器に使われていたeMMCの帯域幅が最大3.2Gbit/秒(eMMC 5.0)なのに対し、UFSは2013年のUFS 2.0ですら最大9.6Gbit/秒、2020年のUFS 3.1では最大23.2Gbit/秒の帯域幅を誇ります。

また、スタンバイ時は一部回路への電源供給をおこなわないなど、モバイル機器で求められるバッテリー駆動時間への影響を抑えているのも特徴です。

さらに高速かつ低消費電力になったUFS 4.0

UFS 4.0はUFS規格の最新版であり、UFS3.1では2レーンを利用して23.2Gbit/秒の転送帯域を実現していたところを、1レーンのみで同じ帯域を得られます。

また、Samsungによるとシーケンシャルリード時の電力効率もUFS 3.1よりも約45%以上向上しているとのことです。

Samsungは2022年8月からこのUFS 4.0規格に準拠したフラッシュメモリの量産を開始したと発表しました。

ただ、UFS 4.0規格のフラッシュメモリを利用するにはシステム・オン・チップ(SoC)側の対応も必要であり、QualcommのSnapdragon 8 Gen 2の登場を待つ必要があります。

このSoCを搭載するとみられている、SamsungのGalaxy S23シリーズやXiaomi 13シリーズといったスマートフォンがUFS 4.0規格のフラッシュメモリを搭載する初のスマートフォンとなるかもしれません。