EIZOは、24.1型のカラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CS2400R」を2023年4月18日に発売した。EIZOダイレクトでの直販限定モデルで、販売価格は59,950円 (税込)。
「ColorEdge CS2400R」は、カラーマネージメントモニターのベーシックモデル「ColorEdge CS2410」の後継機種。アスペクト比16:10、推奨解像度は1920×1200の24.1型IPS液晶パネルを搭載。sRGBを100%カバーする。前モデルの8-bit表示から、10-bit表示に性能アップし、より高精度で豊かな色や滑らかな階調を再現する。
上位モデルの「ColorEdge CS2400S」に続き、USB Type-C入力端子を搭載。USB Type-Cで接続したノートPCに給電 (70W) も可能。USB Type-Cを使用することで、映像信号、USB信号、給電をUSBケーブル1本で行える。なお、DisplayPortとHDMIの入力端子も引き続き設けられている。
デザインは、圧迫感のないスリムなものに刷新。設置面積の小さいスタンド、上下に昇降するモニターの高さ調整機能、チルト、90°回転して縦位置にもなる機能も引き続き採用する。入力用の端子類は背面の下部に、出力用のUSBポートを側面に4つ搭載。5GbpsのUSB3.1のType-A端子 ×2、USB2.0のType-A端子 ×2があり、USB Type-Cで接続されたPCのUSBハブとして機能する。
オプションの測色センサー「EX4」と無償の専用キャリブレーションソフト「ColorNavigator」を使用して、カラーマネージメントが可能。写真プリントの色合わせに必要なモニター調整、フォトレタッチソフト、プリンターの設定を行うソフト「Quick Color Match」 (無償) を使用することで、イメージどおりのプリントに仕上げることができる。
工場出荷時に、モニターは1台1台、表示状態を測定し、その結果を記した調整レポートを同梱する。また、環境に配慮した取り組みを行っており、プリント基板や基板内部の部品にはハロゲンフリー素材を使用。さらに、梱包材からプラスティックを排除し、パルプ緩衝材を採用している。
2023-04-18 20:52:24