プジョーは新型『2008』のEV、『e-2008』(Peugeot e-2008)の受注を欧州で開始し、2020年初頭から納車を開始すると発表した。
プジョー2008は2013年春、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2013で発表された。2008は、欧州Bセグメントサイズの小型クロスオーバー車だ。今回、初のモデルチェンジを行い、2世代目となる新型2008が欧州で登場している。
2世代目モデルの新型2008に設定されるのが、EVのプジョーe-2008だ。プジョーが属するPSAグループは、2023年までに全モデルへの電動パワートレイン車の設定を計画する。この計画に沿う形で、新型2008にもEVがラインナップされている。
◆EV専用デザインのフロントグリル
e-2008には、EV専用デザインのフロントグリルや、フロントサイドパネルとリアゲートの「e」エンブレムが採用される。「GT」グレードでは、アルカンターラ仕上げの専用シートを装備している。
e-2008には、コンパクトなステアリングホイールと新しいヘッドアップディスプレイを備えた最新バージョンの「プジョー3D i-Cockpit」を搭載する。ヘッドアップディスプレイは、情報をドライバーの視線の先にホログラム形式で投影し、安全性を引き上げる。
センターコンソールには、10インチのカラータッチスクリーンを装備する。EVパワートレインの状態を、リアルタイムでアニメーションを交えながら表示する。「TomTom Traffic」には、3Dナビゲーションを接続。「MirrorLink」、Apple「CarPlay」、グーグル「Android Auto」との接続を可能にする「MirrorScreen」が標準装備されている。
2019-11-18 17:06:21