バリューブックス、本棚の撮影で買取査定が行える「本棚スキャン」をリリース

株式会社バリューブックスは11月21日、古本の買取サイト「VALUE BOOKS」にて、新サービス「本棚スキャン」のリリースを発表した。スマートフォンで本棚に並んだ本を撮影すると、一度にまとめて査定ができるというもの。精度はまだ完璧ではないとしているが、今後は約150万冊の在庫データを活用することで、画像認識精度をあげていくという。

「本棚スキャン」は、並んだ状態の本を簡単に査定できるサービス。本棚を撮影すると、買取金額を表示する。現在の認識精度について、漫画や雑誌といったタイトルがデフォルメされたものを得意としていないという。今後、裏表紙や背表紙の画像データを約150万冊の在庫から集め、精度の向上を目指す。その先に目指すものとして、価格査定だけでなく、自宅の本を管理できるバーチャル本棚としての利用を掲げている。自社サービスの枠を超えて、書店や図書館などでの活用も期待しているという。

バリューブックスでは昨年、「おためし査定」というバーコード撮影やISBNで検索して本の価格を調べることができるサービスをリリースした。今回の発表にある「本棚スキャン」では、より手軽に本の査定が行えるようになる。