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新潟大など 脳梗塞の症状回復 低コストで新手法

新潟大学などの研究グループは、脳梗塞の症状を回復させる新手法をラットを使った実験で発見した。血液中の白血球内の細胞の一種を取り出し、酸素やブドウ糖の濃度を一定時間低下させた環境に置いてから投与すると、組織の修復や後遺症の改善が見られた。低コストな脳梗塞の治療法の開発に役立つとみており、2~3年後の臨床応用を目指す。

新潟大の畠山公大特任助教や金沢雅人准教授らが、岐阜大学などと研究に取り組んだ。

研究グループは「単核球」と呼ぶ白血球内の細胞に着目。酸素とブドウ糖の濃度を18時間、下げた状態に置いた単核球を、脳梗塞のラットに投与すると、脳の血管や神経細胞の修復が起きた。

三角コーナーにラットを入れて、左右の振り向き方を確かめる実験をした。脳梗塞のラットは見る方向が左右のどちらかに偏るが、発症から7日目のラットに低酸素・低糖の環境に置いた単核球を投与すると、21日後には左右を見る方向がほぼ均等に戻った。

研究成果は英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に掲載された。

採血して単核球を分離し、低酸素・低糖の状態に置くまでを一貫でできる装置を企業などと開発しており、早期の実用化を目指す。