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iPhone 12 Pro(仮)はメモリ6GB?から「バグだらけ」iOS 13を反省?まで。最新アップルの噂まとめ

かたや年末に迫るiPhoneへの15%の対中追加関税、かたや来年の大統領選挙への再出馬。ティム・クックCEOとトランプ大統領、2人の思惑がからみあう新型Mac Pro工場の視察でした。

iPhone 12 Pro(仮)はメモリ6GB?から「バグだらけ」iOS 13を反省?まで、最新のアップルの噂をまとめてお届けします。

新型13インチMacBook Pro、シザー式キーボード搭載で2020年前半に登場のうわさ

台湾の電子業界情報誌DigiTimesによると、新型シザー式キーボードを搭載した13インチMacBook Proが2020年前半に登場するとのこと。このキーボードは、先日発売された16インチMacBook Proに採用されたものと同じとされています。

アップル関連の予測で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏も、2020年に「シザー式キーボードを採用した新型MacBookモデル」が登場すると述べていました。さらにKuo氏は、2020年以降のMacBookシリーズは新型キーボードに移行するとも予想しています。

先の16インチMacBook Proはキーボードの変更のみならず、ベゼルの狭額化により画面を大型化しながらも、本体サイズは15インチとほぼ同じとなるよう新規設計されています。すなわち13インチ(正確な画面サイズは13.3インチ)モデルの後継機も同様の方向性から、14インチ画面になる可能性があるわけです。

アップル幹部のフィル・シラー氏は、YouTuberの「16インチモデルが発売されたということは、14インチも開発しているのでは?」との質問に対して、あり得ないとの回答をしています。しかしアップルの秘密主義は広く知られており、メディアの問い合わせにもノーコメントが通常運転。つまり可能性は否定されていないとも受け取れそうです。

16インチMacBook Pro、新たな「フタ角度センサー」内蔵が判明

おなじみの修理業者iFixitが16インチMacBook Proの分解レポートを公表していましたが、その続きがあったとの一報です。

それはMacBook Proを開け閉めするときに、ディスプレイと本体の正確な角度を検出するための新たな部品「フタ角度センサー」です。アップル関連情報サイトMacRumorsが入手したアップル認定サービスプロバイダ向けの内部文書から存在が判明し、それをiFixitに連絡して実際に検証してもらったかたちです。

とても細かな話にも思えますが、ノートPCにおいてフタの開け閉めは故障の原因にもなりやすいもの。ことMacBook Proについては、2016年以降のモデルの一部に通称「Flexgate」なる症状が報告されていたこともあります。ディスプレイと本体を接続するフレックスケーブルの長さが足りないため、フタの開閉を繰り返すことで引き裂かれた......とiFixitは分析していました。

それらはあくまで「推測」に過ぎませんでしたが、センサーの精度が上がれば、故障の原因も特定しやすくなるはず。そもそも新型シザー式キーボードもバタフライ式よりも故障しにくいと分析されており、アップルもハードウェア的なトラブルを起こりにくくする、あるいは修理を迅速にすることを意識しているのかもしれません。

「バグだらけ」iOS 13をアップルが反省、iOS 14で開発方法を変更か

データ通信が途切れたりバックグラウンドアプリが強制終了したりと、不具合の報告を受けて修正が相次いでいたiOS 13。その反省を活かして、iOS 14では内部ビルドの開発が間然されるとのBloomberg報道です。

iOS 13の開発では、それぞれの担当チームが新機能を別々に「詰め込んでいた」ために、どの機能が不具合の原因となっているか、どういう連鎖反応を起こしているかは社内の誰も把握できなかったとのこと。そうした混乱がありながらもiOS 13.0は見切り発車でリリースし、ひとまずiOS 13.1を「実際の公開リリース」と見なして改善に集中したという社内事情が伝えられています。

iOS 14の内部ビルドでは全ての新機能がデフォルトでは無効にされ、選択して有効にできるオプションを用意されるとのこと。これにより開発の進捗が把握しやすくなり、不具合が起こった新機能は切り離しでき、バグを含まない(可能性が高い)アップデートが配信できるというぐあいです。

アップル社内ではiOS 13.0が品質基準に達してないと認識した上で、"die-hard"(しぶとい、頑固な、絶望的な状況でも頑張り抜く)アップルファンだけがインストールすると割り切って配信したと語られています。しぶとくも意志が強くもないユーザーが心折れない、安定動作するiOS 14を待ちたいところです。

来年のiPhone 12(仮)は「ミリ波」の5Gに対応(アナリスト予測)

アップル未発表製品の予測で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone 12(2020年モデル)には3機種とも5G技術が搭載され、28GHz帯などのmmWave(ミリ波)とサブ6GHz帯(6GHz以下の周波数)両方に対応するとの研究ノートを発表しています。

5G元年ともいわれた2019年ですが、実際にはミリ波とサブ6GHzの通信エリアに分かれているのが現状です。そうした両帯域に対応することで米国全土の基地局と通信が可能となり、「カバレッジは狭いが高速通信が実現できるミリ波」と「ミリ波ほど速くないが屋外でも屋内でも繋がりやすいサブ6GHz」のメリットがともに享受できることになります。

ミリ波対応に伴いアンテナも改良され、3つのLCP FCPユニットが搭載されるとのこと。従来のiPhoneは全てLCPアンテナを採用したわけではなく、一部のモデルに限られていました。

こうしたLCP FPC搭載iPhoneモデルの出荷割り当ても、2019年の45〜50%から、2020年には70〜75%に上昇すると予測されています。iPhone 11シリーズは5G対応を見送って「初期の混乱」が避けられるとみられた矢先に「通信が途切れる」といった報告が相次いでいましたが、来年以降は上記のOS開発プロセスの見直しもあり「つながるiPhone」になる可能性も高そうです。

新型Mac Proが生産開始。初期出荷は「アメリカ大陸」に限られる?

新型Mac Proは2017年に「完全新設計」として予告され、翌年には「2019年の製品だ」と公式にコメント。そして今年6月のWWDC 19で「今年秋」として発表された後、先日ようやく12月発売だと認められる長い道のりをたどっています。

そしてついに、米テキサス州のオースティン工場にて生産開始したとの声明が発表されました。最近、人気プロデューサー兼DJのInstagram投稿に写り込んでいたのも、アップルなりの遠回しの予告だったのかもしれません。

ただし、声明には「まもなくアメリカ全土の顧客に出荷されます」との一文があります。つまりテキサス工場で生産された新型Mac Proは米国やカナダ、メキシコなど「アメリカ大陸」の顧客に出荷されると示唆されているわけです。

それ以外の地域の顧客向けには、中国で組み立てる予定との噂もあります。米国内での製造に輸送費や人件費といったメリットが薄いとも推測され、必要最小限のみテキサス工場で組み立てる判断は、物流を合理化するロジスティックで絶大な実績をあげていたクックCEOらしい割りきりと言えそうです。

なぜ合理性に乏しい米国内で一部でも組み立てるかといえば、それはトランプ大統領への配慮からです。12月15日にiPhone等への対中追加関税の実施を控えるなかで、トランプ政権への働きかけは欠かせず、クック氏自らが同行したテキサス工場の視察もその一環と見られています。

気配りのあまり、クック氏がトランプ氏の「今日、私はテキサスにアップルの巨大な工場をオープンした」との事実誤認そのもののツイートに修正を入れなかったことが指摘され、「アップルの誇りある歴史の中でも最低の瞬間」との声もありました。CEO本人がそこまで心を砕いたiPhoneへの関税のゆくえを見守りたいところです。