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狙撃犯の位置をスマホの動画から割り出せる時代がやってきた

カーネギーメロン大学の研究者がわずか3本の動画から銃撃犯の位置を正確に特定できるシステムを開発

法執行機関や軍は発砲音の発信源をすぐ特定するため、マイクが連なった複雑な機器を使うことがあります。ですがカーネギーメロン大学(CMU)の研究者らによって、銃撃犯の位置特定にはスマホで撮影した動画も同じくらい役に立つことが分かりました。

動画の出来事の復元と分析システムVERAはCMUのLanguage Technologies Instituteが、弾道学と建築学の専門知識を共有してくれたSITU Researchと協力して開発。このツールは先月、フランスのニースで開催されたAssociation for Computing Machinery(ACM)のマルチメディアについての国際会議で、無料オープンソースのコードとしてシェアされました。

VERAの仕組みはこうです。まず機械学習を用いて、銃撃が発生した場所周辺で撮影された複数のスマホ動画をシンクロさせます。映像が集まれば集まるほど結果の精度は高くなりますが、同システムは3台のスマホの映像でも満足する結果が得られました。シンクロさせたら、VERAは実際の映像内のランドマークや他の目立った特徴に基づいて、各動画が撮影された位置を計算します。

その後、同システムは各動画からのオーディオを処理します。具体的には、飛行する超音速の弾丸による衝撃波の音と、銃の砲口から発せられる爆風の2つの音を特定。2つパラメーターの間のディレイは決定的な手がかりを提供しますが、音自体も使われた銃の種類を判別するのに役立ち、弾丸の速度を割り出すのに重宝します。そういった情報をすべて処理することで、VERAは銃撃犯の位置を驚くほどの正確さで特定できるようになるのです。