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LGのデュアルスクリーンスマホ「LG G8X ThinQ」の進化点を見る

ディスプレー付きケースで2画面を実現した LGエレクトロニクス「LG G8X ThinQ」

LGエレクトロニクスから2つのディスプレーが使えるスマートフォン「LG G8X ThinQ」が発売になります。メインディスプレーと同じサイズのディスプレーを備えたケースにはめると2画面化できるというアイディアは、今年2月に発表された「LG V50 ThinQ」で実装されたもの。その後継モデルと言えるLG G8X ThinQはどのように進化したのか、2つのモデルを比べてみました。

スマートフォン本体サイズは両者ともほぼ同じ。ディスプレーも6.4型で同一ですが、解像度はG8X ThinQが2340x1080ピクセル、V50 ThinQが3120x1440ピクセル。なお韓国ではG8X ThinQが「V50S ThinQ」として販売されています。GシリーズとVシリーズで解像度を変えているというわけではなさそうです。

細かい改良が加えられたのが2画面化するためのデュアルスクリーンケースです。よくみるとどちらも同じ構造ですが、V50 ThinQは本体背面の専用端子で接続するのに対し、G8X ThinQは本体下部のUSB Type-C端子で接続する構造になっています。

カバー部分を閉じてみるとUSB Type-C端子を使う分だけG8X ThinQのほうが長くなっていることがわかります。一方でV50 ThinQはカバーを閉じると一切の表示が見えなくなるのに対し、G8X ThinQはカバー表面に時刻などが表示できるようになっています。これは大きな進化と言えます。

裏から見るとカメラ部分が大きく開いています。両者カメラの数や配列は異なりますが、この部分は特に変更はないようです。また、表面の仕上げはG8X ThinQはシボのある革風の表面となっており、指紋が付きにくく滑り止めにもなっています。

カメラ部分の欠き取りは同じ形状。右のG8X ThinQは表面が革調仕上げ

G8X ThinQのほうが進化して持ちやすくなっている

実際に両者を使ってみると、G8X ThinQのほうが握りやすくなっています。縦方向への長さはケースを取り付けるとサイズが大きめになることもあってあまり気にならない、というか両者の差は体感しにくいところ。スマートフォンの製造工程を考えても本体背面に専用端子を設けなくていいG8X ThinQのほうが設計が容易になります。

とはいえType-C端子をケースの接続用に使ってしまうため、ケース下部は閉じられてしまいます。V50 ThinQはケースの下部は開いており、そのままType-Cケーブルをさせる構造になっているのでこの点は両者で大きな差があります。

G8X ThinQ本体はもちろんUSB Type-C端子を使って充電できます。しかし、デュアルスクリーンケースを付けたときは、マグネットで装着できるコネクター経由でUSB Type-Cケーブルを使う必要があります。このコネクターを紛失してしまってもケースからG8X ThinQを取り外せばUSB Type-Cケーブルで充電できるものの、ケースに装着したまま充電したほうが楽ですよね。この点がG8X ThinQの唯一の欠点と言えるかもしれません。カバー部分はV50 ThinQが約90度、180度の2ヵ所で止まるように開くことができるのに対し、G8X ThinQは自由な位置に留めることができます。2画面を横方向に使うときに使いやすくなっているわけです。さまざまなコンテンツや情報を同時に見ることのできるG8X ThinQ。初代モデルから改良が加えられており、使いやすさはさらにアップしているのです。