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IIJ、複数DNSプロバイダを利用可能なDNSサービス

インターネットイニシアティブ(IIJ)は11月27日、独自ドメイン名の利用に必要となるDNS(Domain Name System)サーバのアウトソースサービスを刷新し、「IIJ DNSプラットフォームサービス」として12月9日に提供開始すると発表した。価格は、初期費用が5000円、月額費用がベーシックプランで2000円、プレミアムプランで12万円。

セキュリティ対策として、Webサイトを運営する企業は複数のDNSサービスを併用する方向に向かっているが、複数のDNSサービスの併用はユーザー企業にとって運用負荷が高いため、同社のサービスを介して複数のDNSインフラを利用できる上位サービスを提供することしたという。

新サービスは、 DNSSEC(DNS Security Extensions)の標準提供や、同社のサービスを介して複数のDNSインフラを利用できるマルチプロバイダ対応など、業界標準のセキュリティ機能を実装したDNSサービス。

同サービスでは、DNSサーバ(プライマリサーバ・セカンダリサーバ)の運用から他社DNSインフラとの連携まで、ユーザー企業の運用ポリシーに沿ってシステム構成が可能という。

ベーシックとプレミアムの2つのプランを用意し、ベーシックプランは、DNSに求められる標準的なセキュリティ機能で、プレミアムプランでは、ベーシックプランで提供する機能に加え、複数のDNSインフラを併用できるマルチプロバイダ対応により、より大規模なDDoS攻撃に対する耐性を提供する。