Twitterが休眠アカウントの削除は故人のものなどを保護する方法が見つかるまで行わないと発表

「直近6カ月にログイン履歴がない非アクティブアカウントを削除する」と発表していたTwitterでしたが、ユーザーの混乱を受けて、新たに「故人のアカウントを保存する方法が見つかるまでアカウント削除を実施しない」と明言しました。

Twitter halts plan to remove inactive accounts until it can memorialize dead users - The Verge

Twitterが直近6カ月にログイン履歴のないアカウントの所有者に対して「2019年12月11日までにアカウントにログインしないとアカウントが削除されます」と警告メールを送っていることが、Twitterは2019年11月27日に報じられました。

Twitterは使用されていないアカウント(休眠アカウント)を削除することでユーザーが利用可能なアカウント名を増やすことを目指しており、削除プロセスは「1日で行われるわけではなく、数カ月にわたって行われる」ことが広報担当によって明かされていました。直近6カ月にアクセスしていないアカウントを今後も残したい場合は、アカウントにログインしツイートすることが推奨されています。

しかし、Twitterには故人のアカウントも含まれているため、この発表は大きな波紋を呼びました。

亡くなった方のアカウントもフォローはやめないし、墓参感覚でたまに生前のつぶやきを見ることもあります。ツイッターの投稿はその人の知的な営みの成果であるし、その人の生きていた証でもあるので、墓を壊すような真似はやめて下さい。