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AirPods Pro、生産倍増か。「予想よりはるかに高い」需要で(日経報道)

アップルの完全ワイヤレスイヤホンAirPodsは、シリーズ全体としての出荷が昨年から倍増するなどの好調が伝えられています。その好調を支えているのが10月に発売された上位モデルAirPods Proであり、需要が予想よりも「はるかに高い」ことが一因、との噂が先日も報じられていました。

実際に記事執筆時点では、日本のアップル公式オンラインストアでのお届け予定日が12月28日〜、つまり1ヶ月も先と表示される状態です。

そうした高い需要に応じるため、アップルが中国の大手サプライヤーにAirPods Proの月産台数を200万台に倍増するよう依頼したと伝えられています。Nikkei Asian Review報道によると、アップルはサプライヤー企業の一つであるLuxshare Precisionに生産倍増を発注した一方で、同じく中国メーカーであるGoertekにも、ベトナム工場でのAirPodsの生産を増やすように依頼したとされています。

Goertekがどれほどの台数を増産するのかは不明ですが、同社は7月にベトナム北部の工場で「最新世代AirPods」の試験生産を開始するとも報じられていました。それはアップルが中国の製造業に大きく依存するリスクを避けるための筋書に沿った動きと見られていましたが、米トランプ政権の対中制裁関税への対策も兼ねているのかもしれません。

AirPods Proはシリーズの高級モデルだけあり、日本価格でも本体が2万7800円、必須とも呼べそうな延長保証「Apple Care+ for ヘッドフォン」が3400円(以上、税抜)。消費税を合計すれば3万4000円を超える製品。iPhoneやMacほどではないとはいえ、完全ワイヤレスイヤホンとしては十二分に高額な製品が在庫が払底するほどの大ヒットとなるとは、さしものアップルも予測していなかったと思われます。

AirPodsシリーズもアップル製品の例によって出荷台数は明らかにされていませんが、アップルは2019年第4四半期(7〜9月)におけるウェアラブル機器やホーム製品およびアクセサリ部門の収益が65億ドルに達したと発表していました。その一因は、2016年末の発売から好調な売上げを維持しているAirPodsにあることは確実と思われます。

AirPods Proはアクティブノイズキャンセリング機能や耐水性などの新要素がアップルのエコシステムとの緊密な統合の上で加わることで、ユーザーの絶賛を集めています。世界的にiPhoneなどスマートフォンの売上が低調になっているなかで、完全ワイヤレスイヤホンはアップルにとって頼もしい成長分野となりそうです。