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iPhone売上、前年同期比で10%以上減か。ただし11好調で回復のきざし

市場調査会社ガートナーは、2019年第3四半期(7〜9月)の全世界スマートフォン売上が前年同期と比べて0.4%減少したとの分析を発表しました。その中でもアップルのiPhoneは、前年比で10.7%も落ち込んだと見られています。アップルは第4四半期決算(7〜9月、他社の第3四半期に相当)が過去最高の収益で、アナリスト予想を上回る640億ドルと発表していました。ティム・クックCEOもiPhone 11シリーズの販売は「とても、とても良いスタート」と語っていただけに、この分析は少し意外な感があります。 しかしクック氏による第4四半期の収益が好調だった説明は「サービス、ウェアラブル、iPadの成長を加速させることにより」ということで、iPhoneには言及されていません。つまり、クック氏が言ったことよりも「言わなかったこと」に手がかりがあったーー米アップル関連情報サイト9to5Macはそう推測しています。 複数の大手調査会社のスマートフォン報告書でも、iPhoneの出荷台数は数字はそれぞれ異なれども、前年比で減少したとの結論で一致しています。その下げ幅は、前年同期比で2〜7%とされていました。 ガートナーが見積もった10.7%もの減少は、それらをさらに下回るもの。「アップルは様々な市場で販売促進と割引を続けたが、これは世界的な需要を刺激するのには十分ではなかった」「中華圏ではiPhoneの売上げは回復し続けているが、年初には2ケタの減少を記録した」とのことです。 とはいえ、今回の分析の対象となった7〜9月には、9月に発売されたばかりのiPhone 11シリーズの売上はほとんど含まれていません。ガートナーはそこも織り込んでおり「iPhone 11、Proおよび11 Pro Maxの初動は良好であり、次の四半期に売上がプラスになる可能性があることを示している」と述べています。 なぜ、スマートフォンの売上が世界的に縮小しているのか。ガートナーは、そこには2つの要因が働いているとしています。1つは、消費者のニーズが高価なフラッグシップ機から、コストパフォーマンスのいいミドルレンジに移っていること。ミドルレンジと言えば、およそ3〜6万円の価格帯です。iPhoneは、最も安価なモデルでさえそれを上回っており、価格に敏感な消費者の動向から影響を受けやすいわけです。 第2に、消費者は「5G待ち」をしているということ。Android陣営からは5G対応スマートフォンが投入されていますが、ガートナーは「5Gネットワークのカバレッジが多くの国に拡大する2020年まで、スマートフォンユーザーは購入を遅らせている」と見ています。 この見方についてはアップルも同意見なのか、5G対応と見られるiPhone 12(iPhone 2020年モデル)の注文が1億台を超えると予測しているとの報道もありました。iPhoneの販売不振も一時的に過ぎず、2020年にはまさにミドルレンジ端末のiPhone SE2(仮)投入も有力視されており、再び大きく飛躍するのかもしれません。