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法人導入も急増中!マイクロソフトゼネラルマネージャーのアンドリュー・ヒル氏が語る、今「Surface」が選ばれる理由

6年前にマイクロソフトが自ら手がけるハードウェアとしてセンセーショナルに登場し、サブとしての2-in-1からメインで使える2-in-1、さらにラップトップやデスクトップとラインナップを広げてきた『Surface』。来年には折りたたみ型のモバイルデバイスもリリース予定であることが発表され、ますます注目を集めている。

今秋には最新の『Surface Pro 7』や、新たなデザインを採用した『Surface Laptop 3』シリーズも登場。また来年早々には、独自開発のチップセットを搭載した『Surface Pro X』も発売予定だ。これら最新モデルに込められたマイクロソフトならではのこだわりについて、『Surface』のエンジニアリングのリーダーである、米マイクロソフト ゼネラルマネージャーのアンドリュー・ヒル氏に聞いた。

新製品の投入で、より幅広いニーズに応えるラインナップを実現

2-in-1という新たなコンピューターのジャンルを開拓するところから始まり、今では豊富なラインナップを展開する『Surface』。企業に採用されるケースも増えているが、日本のある企業で社員が個々好きなモデルを選択できるようにしたところ、『Surface Pro』と『Surface Laptop』が、ちょうど半々くらいになったという。

「私のチームでも皆がそれぞれに好きな『Surface』を使って仕事をしています」と話すのは、『Surface』のエンジニアリングのリーダーを務める、ゼネラルマネージャーのアンドリュー・ヒル氏。

「Proを選ぶ人もいればLaptopを選ぶ人も、Bookの人もStudioを使う人もいる。それぞれに理由があって、自分にベストなものを選んでいる。『Surface』は今やそれだけ幅広いニーズに応えられるようになったということ。今回の新製品が加わったことでさらに、どんな人にもニーズにあわせて選んでいただけるラインナップを揃えられたと考えています」

たとえば『Surface Laptop 3』には13.5インチモデルに加えて、今回、新たに15インチモデルが追加された。CPUにAMD Ryzen Microsoft Surface Editionを採用するパワフルなこのラップトップは、より大きい画面のラップトップを求める日本のユーザーのニーズを反映して、製品化されたという。またこれまでの『Surface Laptop』シリーズでは、キーボードのパームレスト部分に「アルカンターラ」と呼ばれる、温かみのあるファブリック調のマテリアルが採用されてきた。しかし今回新たに加わった15インチモデルと13.5インチの一部のカラーでは、パームレスト部分にも外装と同じメタルが採用されている。これもユーザーのニーズに応えたものだという。

『Surface Laptop3』13.5インチのサンドストーン、ブラックの2カラーはパームレスト部分にメタルを採用。15インチはブラック、プラチナの2色となっている。

「『Surface Laptop 3』の13.5インチモデルでは、メタルとファブリックの両方をラインナップしました。たとえば医療分野などでは、ラップトップを消毒しなければいけないといったニーズがある。それにはメタルが適しています。またメタルの方が好みだという声もあった」と、ヒル氏。15インチではメタルだけとしたのは「単純に優先度の問題」だという。

ファブリック調のアルカンターラは、2-in-1の『Surface Pro 7』のキーボードカバーでも採用されている。いわば、Surfaceのデザインアイデンティティーのひとつとなってきたものだ。しかしヒル氏は「メタルでもSurfaceらしさは十分に感じてもらえる」と話す。Surfaceのデザインの特徴は、「Super Simple」であること。そして「Disappear」であることだとヒル氏。Disappearとは、見えなくなる、姿を消すといった意味の単語だが、道具としての存在感を感じないくらい、ごく自然に気持ちよく使えて作業に集中できるということだ。

実は筆者自身、今この原稿を13.5インチの『Surface Laptop 3』で書いているのだが、実際に使ってみるとヒル氏のいう、Disappearという言葉の意味が実によくわかる。適度なトルクを感じつつディスプレイを押し開くと、すぐにスクリーンが起動し、Windows Hello(生体顔認証)によってあっという間に作業画面が現れる。サンドストーンと名付けられたゴールドでも、ベージュでもない柔らかな色のメタルパームレストに手を乗せると、しっとりとしたさわり心地で、気持ちを落ち着けて作業に取りかかれる。同系色でデザインされたプラスチックキーや、ガラス製のトラックパッドは、メタルのパームレストと完全に一体化していて指あたりが非常に良い。何よりそこには気になる段差とか、突起のような余計なものが一切見当たらないのだ。使えば使うほど、目の前の作業に集中できるよう、徹底的にこだわってデザインされていることを実感できる。

「何度開いても変わらないヒンジの感触や、メタルの質感、静謐な仕上げなど隅々まで気を配っている」とヒル氏。たとえばヒンジひとつにしても、指1本で開くことができるようにするため、製造ラインではトルクや、パタンと閉じる際に働く磁力もそれぞれに測定・調整したという。「開けばすぐに、スクリーンが起動する。頭に浮かんがアイデアをすぐに実行に移すことができます。コンピューターという道具を感じないくらいスムーズに作業に集中できる、そのためにどうすべきかということを常に考えています」と話す。