不動産データの時代予見　プロパティデータバンク社長

清水建設の社内事業家公募制度により2000年にプロパティデータバンク（東京・港）が設立された。同制度は起案した本人が出資して、社長になるというルールがある。すなわち、やる気があることが前提条件だが、事業分野は問わない。プロパティデータバンクは、不動産管理のソフトウエアのクラウドサービスを提案し、採用された。設立後、リーマン・ショックの影響で成長が鈍化した時期もあったものの、比較的順調に業績を伸ば…