ジャガーカーズは12月2日、ジャガー『Fタイプ』(Jaguar F-TYPE)の改良新型を、欧州で発表した。
Fタイプは2012年9月、フランスで開催されたパリモーターショー2012で発表された。ジャガーカーズの新型スポーツカーで、ボディはコンバーチブルのみだった。2013年秋、東京モーターショー2013とロサンゼルスモーターショー2013において、Fタイプのクーペがダブルワールドプレミアを飾った。ジャガーのスポーツカーは、オープンとクーペの2ボディから選択できる。
ジャガーカーズは12月2日、ジャガーFタイプの改良新型を欧州で発表した。デビューから7年を経て、内外装やメカニズムなど、大幅な改良が施されている。
◆最新のLEDテクノロジー
エクステリアには、J型のデイタイムランニングライトとシーケンシャル(流れる)ウインカーを組み込んだスリムな新形状のLEDヘッドライトを装備する。ボンネットも新デザインだ。新しいフロントバンパーとわずかにワイド化されたグリルは、視覚的なインパクトと存在感を強めている。
リアは、テールランプがスリムな新デザインだ。EVのジャガー『I-PACE』と同じく、LEDシーケンシャルウインカーを装備した。細かいピンストライプも採用している。
◆12.3インチのHD TFTインストルメントクラスター
インテリアは、伝統的なジャガーの職人技に、ウィンザーレザーやサテン仕上げのノーブルクロームなどの素材を組み合わせた。シートとドアトリムにはモノグラムステッチパターン、ヘッドレストにはジャガーのモチーフ、センターコンソールには「ジャガー est 1935」のロゴが配される。
ドライバー正面には、12.3インチのカスタマイズ可能なHD TFTインストルメントクラスターを新たに採用した。フル地図モードを含めて、さまざまな表示が切り替えられる。スポーツカーらしく、通常表示は大型のタコメーターだ。スポーツ走行時には、シフトアップを促すインジケーターが付く。
2019-12-03 20:50:00