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便利なだけじゃない、5Gがもたらすセキュリティの脅威とは?

Kaspersky Labは12月3日(米国時間)、「5G technology predictions 2020|Securelist」において、次世代通信技術「5G」が普及することで顕著化するであろう脅威に関する推測を発表した。

5Gが普及することで、高速な通信と混雑した人混みにような状態でもネットワークへの接続性が低下しにくくなるといったことが期待されている。しかし、5Gがもたらすのは利便性だけではなく、脅威を加速させるとも言われている。

Kaspersky Labは、5Gが普及することで、次のような問題が顕著化するだろうと指摘している。

5Gは通信範囲が短いため、より多くの通信施設が商業施設や建物内部に設置されることが予測される。これは、ユーザーのトラッキングがより細かく実施できるようになることを意味しており、ユーザーが家の中で何を行っているのかなどがトラッキングされる危険性がある。5Gサービスプロバイダーがユーザーをトラッキングしたデータにアクセスすることができ、さらにサードパーティ企業に販売する可能性がある

5Gが普及することで、これまでネットワークに接続することができなかったデバイスがネットワークに接続するようになる可能性がある。こうしたデバイスはセキュリティ上のリスクになる可能性がある

5Gは、スマートシティやインテリジェント電力グリッドなど、さまざまなシステムの基盤としての活用が期待されている。しかし、5Gは前身となるシステムの脆弱性なども引き継いでおり、単一のデバイスへの侵入がネットワーク全体のサービス停止を引き起こす危険性も内包している

5Gの急速な普及によって、5Gを使用するデバイス、顧客フレームワーク、当局による管理により多くの問題が発生する。サイバー攻撃者はこうした問題を突いて通信会社のインフラストラクチャの破損やサービス停止、クライアントのスパイ、トラフィックの迂回といった操作を実施する危険性がある

5Gは4Gよりも最大で100倍の通信速度、25分の1のレイテンシー、キロ平方メートル当たりで接続できるデバイス数の増加といった効果が見込まれている。Kaspersky LabはITベンダーと政府機関に対し、5Gを利用した悪用を防止するとともに革新的な機能を維持するために協力関係を結ぶべきだと指摘している。