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Amazon EKS on AWS Fargateが公開

米国時間12月3日、ラスベガスで開催されているAWS re:Inventカンファレンスで、AWS FargateでEKS(Elastic Kubernetes Service)を利用できるようになったことが発表された。

EKSは、Amazonが提供するKubernetesのフレーバーだ。Fargateは2017年に公開されたサービスで、基盤インフラストラクチャを気にせずにコンテナアプリケーションを起動できる。

同社はこの新機能について発表するブログで「今日からAmazon EKSを使ってAWS FargateでKubernetesのPodを実行できる。Amazon EKSとFargateにより、Podのためのプロビジョニングやインフラストラクチャの管理は必要なくなり、AWS上でKubernetesベースのアプリケーションを簡単に実行できるようになる」と述べている。

Podは同一のKubernetesクラスタ上で起動されるコンテナの集まりだ。KubernetesではPodを自動で起動できることから、Podを自動で実行させるために必要な基盤インフラストラクチャをプロビジョニングすることにも意味がある。

同社はブログで「AWS Fargateにかかる費用は、Podを実行するのに必要なvCPUとメモリのリソースの分だけだ。これにはPodが要求するリソースと、Podとともに動作するKubernetesのコンポーネントを実行するために必要な少量のメモリが含まれる。Fargateで動作するPodは、既存の価格モデルに従う」と述べている。

つまり開発者は、オーバープロビジョニングを心配する必要はない。Fargateは、その時点でPodが動作するために必要なリソースだけを実行する仕組みになっているからだ。

この機能は同日から、米国東部(バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、ヨーロッパ(アイルランド)、アジア太平洋(東京)で公開されている。