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EVのドライバーはクラクションを鳴らさない?

韓国・現代自動車は、英国で自動車の種類とドライバーの運転スタイルの関係について調査した結果を3日公表した。車の運転の仕方には3万6750種類もの異なるスタイルがあり、運転するクルマのタイプがこうした運転スタイルに影響を及ぼしていることが分かったという。

調査では、運転スタイルに影響を与える6つの心理的要因を特定し、実際のドライバーがそのどれに該当するかを測定した。英国のドライバーが自分の運転スタイルをどのように自覚しているかを調べた結果では、「運転に自信がある」が28%、「公正で正確な運転をしている」が24%、「穏やかな運転である」が19%、「神経質な運転である」が7%、「アグレッシブな運転である」が7%となった。男性は女性より自分は「運転に自信がある」とする傾向が強く(男性の31%、女性の25%)、女性は逆に自分が「神経質である」とする傾向がみられた。

この調査でおもしろいのは、代替燃料車(AFV)の所有者の運転スタイルについて具体的に調べたことだ。英国ではガソリン車とディーゼル車以外の自動車をAFVと呼ぶ。かつては天然ガス車やバイオ燃料車などを指す言葉だったが、近年はもっぱらハイブリッド車や電気自動車(EV)、燃料電池車などを指す言葉になってきた。つまり、これからEVが普及してくるとドライバーの運転スタイルはどう変わるのか、この調査から垣間見ることができる。

■EVユーザーの運転はおとなしい

調査では、AFVユーザーの92%が「他車にクラクションを鳴らさない」と答え、「バスが停留所から発車する際には速度を落として前に入れさせる」と答えた人も42%に上った。さらに、「常に他車に感謝を示すようにしている」という人が37%となった。もっとも、すべてのAFVドライバーが寛大で礼儀正しい人ばかりではないようで、20%のドライバーは「黄色信号のときは速度を上げて交差点を走り抜ける」と答えている。

また、AFVドライバーはエンジン車ドライバーに比べて、自分は運転しているときに「落ち着いている」とする人が多かった。これは運転時に聞く音楽の趣味にも反映される。AFVドライバーでは、クラシック音楽やジャズを聴く人が、エンジン車ドライバーの3倍に上るという。

今後、AFVがさらに多くなるにつれて運転スタイルがどのように変化するかを調査するため、同社は運転インストラクターのゲイリー・ラム氏の協力を得てテストシステムを開発した。視線追跡、顔認識、心拍数、手と足の動きのスムーズさなどを測定することで、ガソリン車、ディーゼル車、AFVのドライバーの運転スタイルの違いを明らかにする計画だ。

ラム氏は「運転教官としての25年間で、ドライバーの技術的なスキルだけでなく、自信や経験、車内で聴く音楽さえも運転スタイルに影響を与えることを見てきた。AFVの普及も運転スタイルに影響することが分かった。今後、ゼロエミッション対応車が増えるにつれ、人々の運転スタイルがどのように変化していくか興味深い」とコメントした。