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Global Brain Alliance Forrum 2019のピッチバトル審査員賞はクラウドポートに決定

ベンチャーキャピタルのグローバルブレインは12月6日、東京・六本木にてGlobal Brain Alliance Forrum 2019を開催した。同社が出資するスタートアップ企業のブースや関連するセッションなどで構成されているイベントで、今回で通算13回目となる。

Global Brain Alliance Forrum 2019の最後を飾るセッションが、スタートアップ企業が熾烈な戦いを繰り広げるピッチコンテスト「Startup Pitch Batte 2019」だ。今年登壇したのは同社の出資先から選ばれた以下の7社。審査員賞はクラウドポート、GBAF賞はSynamon、オーディエンス賞はライバーが獲得した。

Autify

AIを用いてソフトウェアテストを自動化するプラットフォーム「Autify」(オーティファイ)を開発・提供。近年、市場の急速な変化に対応すべく「アジャイル開発」という開発サイクルを素早く回す手法が一般的だが、Autifyによると、すでに92%がアジャイル開発を採用。そのうち71%が週1回以上のリリースを希望している。だが、そのようなサイクルでは、ソフトウェアの検証作業(QA)を人手に頼ると時間が掛かりすぎ、早期リリースのボトルネックとなってしまう。Autifyは、非エンジニアでも簡単にウェブアプリの検証作業を自動化でき、また、AIがアプリケーションコードの変更を監視し、検証シナリオの修正を自動で行うため、メンテナンスコストを大幅にカットすることができたという。従来のテスト自動化サービスでは困難だったJavaScriptを多用した複雑なアプリケーションの検証自動化も可能で、Slack、Circle CI、TestRailなどとも連携できる。

Autifyは、TechCrunch Japanが11月に開催したTechCrunch Tokyo 2019のスタートアップバトルのファイナリストだ。

関連記事:AIでソフトウェアテストを自動化する「Autify」が約2.6億円の資金調達、公式グローバルローンチへ

クラウドポート

貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds(ファンズ)」を運営。個人が1円から貸付ファンドの取引ができるマーケットプレイスで、「資産形成したい個人」と「事業資金を借りたい企業」とを結び、スマホで貸付ファンドの取引ができる。このサービスでは、金融業者であるクラウドポートが資金を集め、定められた基準を満たすファンド組成企業へ送金。ファンド組成企業が自社グループ内で事業資金を必要とする会社に貸付を行うというスキームになっている。2019年1月23日の正式ローンチ時には、3つのファンドで募集が開始され、募集開始から約15分で総額8000万円超の申し込みを完了。その後も1億円のファンドが募集開始1分39秒で満額申し込みを達成するなど、7社10ファンドで即日完売が続いた。現在でも、ほとんどの企業のファンドが1分かからずに即売している。企業側からすると、申し込みから3週間で資金調達が可能な点も特徴だ。

関連記事:IVS Summer 2019のLaunchPad優勝者はクラウドポートの「Funds」に決定

ファインディ

AIを活用したエンジニアのスキル評価と、それを活用したエンジニアのキャリア支援を核として事業を展開。主要なプロダクトは転職サービスの「Findy転職」とフリーランスや副業の案件をマッチングする「Findy Freelance」の2つ。エンジニアとITベンチャーやデジタルトランスフォーメーションを進める大企業などをつなぐのがファインディの役割となる。Findy転職は現在約2万人のエンジニア、100社超の企業が利用するサービスに成長。また、この評価アルゴリズムを組織評価に使いたいというニーズが多かったことから、年明けに技術組織診断サービスを開始する予定だ。

関連記事:GitHubをAIで解析して「スキル偏差値」を算出、エンジニアのキャリア選びを支援するFindyが2億円調達

Ridge-i

AIを活用した産業用のソリューションを開発・提供。具体的には、千葉県船橋市で自動クレーンとして稼働中の「ごみ自動分類AI」やNHKで放送実績のある「白黒画像カラー化AI」、JAXAから受託した「土砂災害検出AI」など、実用段階まで到達した複数の事例がある。AIについての知見のない経営陣の説明から課題・目的の整理、パイロット検証、システム稼働、運用・改善までをワンストップで支援できる体制が特徴。

Synamon

VRコラボレーションサービス「NEUTRANS BIZ」を開発。会議などのビジネスシーンで使えるVRコミュニケーションサービスで、VR空間の中でアバターを介して対話をする仕組みとなっている。3Dデータを共有したり過去の体験を持ち込んだりといったかたちで、リアルを超えた体験を実現できるのが特徴。すでにKDDIで導入されており、VRを利用して拠点間をつないだディスカッション、ブレインストーミング、デザインレビューなどに活用されているという。

関連記事:「VR会議」で遠隔でもリッチな対話体験を実現、SynamonがKDDIのファンドらから2.4億円を調達

ライバー

リアルタイムにコメントを書いたり、投げ銭などでプレゼントを贈るなど、一般的な動画に比べて熱量がより高いライブ配信向けのライバーのマネジメント事業などを運営。現在、完全な専属50人をはじめ、さまざな条件で提携する3000人のライバーが在籍しており、企業と組んだ生放送なども手掛けているそうだ。生放送配信サービスの1つであるツイキャスのトップ10はすべてライバーの所属タレントとのこと。オンランだけでなく、リアル会場を借り切ってのライバーのワンマンライブや複数のライバーが出演するイベントなども開催している。今後はフラットフォームの開発も検討しており、投げ銭システムなどを実装していくという。

KOSKA

原価管理の自動化サービス「GenKan」(ゲンカン)を開発・提供。実績データとして現場のスタッフと製造機械の作業時間を「加速度センサ」「カメラセンサ」「重量センサ」を用いてリアルタイムに自動で収集。取得したデータや蓄積された生産データを基に、工場・製品・ライン・工程など細かい粒度で実際原価の計算を行う。GenKanでは現場の生産量や稼働状況を反映した実際原価がリアルタイムに更新されるため、1日単位で収支管理を行うことが可能。何か大きな問題が起こる前に危険なシグナルに気づき、早めに対応できるようにもなる。またそれらのデータを基に、現場に沿った形で改善のポイントを自動で提案するのも特徴だ。

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