時間に追われる忙しい毎日が、未来はほんの少しラクになるかもしれない……。そう期待させる製品の開発が進められている。ここに紹介するのはその一例だ。洗濯物や買い物を自動ですませるという優れもの。さらに実用化が進めば、家事にかかる時間を大きく節約できそうだ。
オートメーション化する家電
家事に関する様々な負担は、これまでの家電の自動化で軽減されてきた。その流れは2020年以降も、さらに加速する模様だ。顕著な例として挙げられるのは、以前から発表されていた『クラフトビールを自動補充する冷蔵庫「DrinkShift」』と『全自動衣類たたみ機「INDONE」』。前者は買い出し、後者は洗濯済みの衣類をたたむのを、それぞれ自動ですませてくれる。2020年には実用化される模様で、リリースされるのが待ち遠しい。
このほか発表済みの新製品も、様々な〝自動化〟を果たしている。シャープのエアコンは、天気の情報などをインターネット経由で収集。その分析をもとに、質のいい睡眠が取れる室内環境を自動で整えてくれる。このほか、IoT機器と連携して玄関を出たら清掃を開始するロボット掃除機や、手を近づけるだけでフタが開いて捨てやすいゴミ箱も〝手間を省く〟のが共通点。生活に取り入れることで、家事はグッとラクになるに違いない。
書斎に置きたいビール用IoT冷蔵庫
[2020年発売予定] Shiftall『クラフトビールを自動補充する冷蔵庫「DrinkShift」』
価格未定
スマホアプリと専用冷蔵庫が連携し、庫内のビール残量やユーザーの飲むペースを判断。いいタイミングで自宅やオフィスにビールが配達されるよう注文を代行する。銘柄は国内外のクラフトビールなど多数用意される予定だ。試作機では計14本のビールを収納できるようになっている。
■ ビールの残量や飲むペースを検知
2019-12-06 17:07:45