1台で複数役が可能になる「監視カメラ用投光器」
セキュリティ対策として監視カメラの普及が加速する中、カメラ性能だけでは十分な映像を取得できない環境は存在している。
今回紹介するオプテックスの『Vario2 ハイブリッドシリーズ』は、人の目に見えない赤外光と目に見える白色光を1つのユニットに統合したアイテムだ。監視カメラの存在を気づかせたくない監視現場で、夜間は赤外光により白黒画像の視認性を上げ、センサーなどによる不審者検知信号や外部からの遠隔操作にて白色光への切り替えを行うことで、夜間でのカラー映像確認や侵入者への威嚇など1台で複数役が可能になる。
ハイブリッド照明は、使用される現場での照明機器の数を減らすことができるため、イニシャルコストを節約するとともに、的確な監視と迅速なセキュリティ対策を実現する。
2012年の発売開始以来、Varioシリーズはカメラ画像の画質向上、画像解析の精度向上、外部ネットワークやシステムとの連携により用途を拡大。今後もセキュリティ分野だけでなくインフラの老朽化監視やマーケティングなど、多彩な分野へ応用範囲を広げていくという。
2019-12-09 02:59:11