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音声認識やロボットが医療現場の課題を解決、HOSPEX 2019

2019年11月20日~22日、第44回目となる医療福祉分野の総合展示会「HOSPEX Japan」が開催された。スタートアップコーナーでは、ロボットやAI、音声認識などの技術を持ったスタートアップ企業が、医療・福祉関連向けのサービスや製品の展示を行っていた。

診療報酬返還リスクを軽減するクラウド

HealtheeOneは、医療従事者向けの付帯業務を効率化するソリューションを提案していた。特にユニークなのは、医療機関が診療報酬を請求する際に必要な施設基準項目を一元管理できる、施設基準管理・内部統制ファイリングクラウドシステム「HealtheeOneコンプライアンス」だ。

多くの医療機関では、医師や検査、薬局、看護師などが縦割りで管理され、連携も不十分なまま運営されていることが多いという。管理部門からの問い合わせ、照会にも多忙を理由に十分な情報を提供できない、そもそも情報が整理されていないなど部門によって抱える課題もさまざまという混沌とした状況がいまだに残っており、それが元で「診療報酬返還」を要求されるケースが後を立たないという。

「HealtheeOneコンプライアンス」では、関連書類を一元管理し、更新や提出の頻度などを行うことで、診療報酬返還のリスクを軽減するとしている。また、副次的な効果として、縦割り構造を打破し、部門間のコミュニケーションが取れるようになることでの効率化や風通しの良さが期待できるとしている。

施設基準管理・内部統制ファイリングクラウドシステム「HealtheeOneコンプライアンス」。

フクロウ型ロボットとの会話から体調不良を検知

ハタプロは、フクロウ型のコミュニケーションロボット「ZUKKU」を紹介した。人感センサーとマイクが搭載され、起動ワードを発声しなくとも機能を呼び出すことが可能になっている。Wi-Fiに接続して利用するほか、SIMを挿して使うこともできる。

フクロウ型のコミュニケーションロボット「ZUKKU」。

今回の展示では、ZUKKUとタブレットデバイスをセットで運用し、離れた場所に住む家族がZUKKUと会話した際のネガティブワード、ポジティブワードを解析して体調不良などを通知。コミュニケーションのきっかけとする事例が紹介されていた。

タブレットには、質問に答えるだけでパーソナライズを行ったり、日々のコンディションを確認したりする機能や、脳トレにもなるクイズなど使用頻度を増やす工夫も搭載されている。

具体的な事例としては、11月30日より、「ロボットと共生する社会」の実現に向けた取組の場である「かながわロボタウン(辻堂駅自由通路)」にて、ZUKKUを活用した画像認識・対話AIを活用した 次世代型店舗「ヘルスケアステーション」を、令和元年度ロボット共生社会推進事業の一環として展開する。通りがかりの方に質問形式でカウンセリングを行い、その方に合ったリフレッシュ方法を勧めるというもので、人が介在しないことで気軽にメンタルチェックができるとしている。


2019-12-09 19:14:19



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