2018年末に始まった新4K8K衛星放送。そのほとんどは4K放送だが、8Kの高精細な映像を唯一オンエアしているNHKでは、対応機器の開発にも注力している。2019年の〝技研公開〟では、世界初となる8Kで撮影されたカメラ映像を無線伝送する画期的なワイヤレスシステムを披露。東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、より臨場感ある高精細な映像が楽しめそうだ。
伝送装置を使った利用イメージ。スーパーハイビジョン(SHV)といわれる8K映像が、ワイヤレスカメラから無線で送られてくる。
ワイヤレスカメラをはじめとする運搬可能な伝送装置。42GHzのミリ波帯の電波で、8K映像を約200Mbpsの伝送容量で送信できる。
家庭内テレビの〝8K〟も加速中!
放送機器だけでなく家庭用テレビも進化中。シャープの新製品『BW1ライン』は画像処理性能がアップし、映像の精細さが増した。
2019-12-10 16:44:57