韓国サムスンの将来の折りたたみスマートフォンのデザインやスペックについて、複数の報告が登場しています。
上のイラストは、サムスンが「Hideaway Hinge(隠れたヒンジ)」として、欧州連合知的財産庁(EUIPO)に提出した特許です。イラストの端末は開いた状態では背面のヒンジが完全に本体内に収納され、タブレットのようなひと繋がりのデザインになっていることがわかります。
さらに、端末を閉じた状態でも、本体に隙間が確認できない点も注目です。現行モデルのGalaxy Foldでは、端末を折りたたむと本体の間に隙間が生じていました。
Galaxy Foldは発表後に、レビュアーからディスプレイに関する不具合の報告が相次ぎ、発売を延期した経緯があります。その原因の一つはヒンジの構造にあったことが報告されており、サムスンが将来のモデルでそのヒンジを改良する可能性は十分にありそうです。
さらに海外サイトのSamMobileは、来年の投入が期待されているサムスンの縦折りスマートフォンに1億800万画素カメラと5倍ズーム機能が搭載されることを伝えています。同端末は同じく1億800万画素カメラを搭載するとされる「Galaxy S11(仮称)」と同タイミングでの発表が期待されており、あわせてカメラ性能の向上をアピールするという狙いがあるのかもしれません。
2019-12-10 18:50:59