内容が同じメールを多くの人に送りたい時、活用したいのが"一斉送信"機能。Gmailではほかのメーラーと同様に、ToやCcにメールアドレスを追加していくことによって、多くの宛先へ一斉にメールを送信できます。しかし、Gmailを初めて利用する人や久しぶりに使う人にとって、一斉送信の方法はわかりにくいかもしれません。そこで今回はGmailで一斉送信をする方法を紹介していきます。
Gmailの一斉送信方法を知る前に……ToやCc、Bccの違いとは?
一斉送信方法を紹介する前に、まずはメールにおける「To」と「Cc」と「Bcc」の違いを把握しておきましょう。これらはいずれも宛先(メールアドレス )を入力しますが、その用途は異なります。正しい用途を把握して、ぜひ使いこなしてくださいね。
Toとは?
Toとは「〜へ」という意味で、メールにおいては主となる宛先のことです。一斉送信をする際、反応が欲しい相手がいる場合は、Toの欄に宛先を入れましょう。
Ccとは?
Ccとは「Carbon copy」の略で、反応(レスポンス)の必要性は薄いものの、メールの内容を知っておいて欲しい相手に利用します。例えば、取引先のAさんへメールを送る際、送信者の上司であるBにもAさんへ送るメール内容を知っておいて欲しい時などに、「Cc」へ上司Bの宛先を入力します。こうすることで取引先のAさんは、上司Bにもメールが送られていることが把握でき、緊急時の対応などが円滑にできたり、情報の共有がスムーズになる可能性があります。
Bccとは?
Bccとは「Blind carbon copy」の略で、機能としてはCcと似ています。唯一異なる点は、ToとCcでメールを受信した人同士は、互いにメールが送られていることを把握できるのに対し、ほかの人から見ると、Bccに入力された宛先は見られないということです。
Gmailでメールを一斉送信する方法は?
2019-12-12 15:37:56