「バロンズ」日本語版を刷新 投資情報拡充、サイト開設―時事通信

時事通信社（東京都中央区、大室真生社長）は１６日、米投資情報誌「バロンズ」の日本語版「バロンズ・ダイジェスト」をリニューアル創刊したと発表した。提供する翻訳記事の数を大幅に増やし、ウェブサイトを開設して利便性を高めた。

バロンズは、米経済メディア大手ダウ・ジョーンズが約１００年前に創刊。鋭い分析とそれに基づく先見性に富んだ金融・経済記事で知られる。

時事通信は２０１０年からダウ社との協業で日本語版を発行。従来週末に１０本提供していたバロンズの翻訳記事を、平日の配信を含めて最大で週２５本に増やす。記事に登場する米株式銘柄の価格情報も閲覧できる。

ダウ社バロンズ・グループの発行人兼エグゼクティブ・バイス・プレジデント、アルマー・ラトゥール氏は「超一流のバロンズ誌のコンテンツをこれまで以上に日本の読者に提供できるようになる」と、期待を表明した。

2019-12-15 18:45:22