7~12月までに登場したデジカメを 当時撮影した猫写真で振り返る
年末も押し迫って参りましたが、ただでさえバタバタして心身共に余裕がなくなっている今日この頃、そんなときは猫写真ですよ、といいつつ、なんか猫が睨んでる写真ではじめちゃってすみません。
1発目はやはりソニーから、猫撮りコンデジDSC-RX100M7。軽くて早くて猫瞳AFという技。2019年9月 ソニー Cyber-shot DSC-RX100M7
今回は2019年の新型デジカメで振り返る猫の後編。7月はまずパナソニックの「DC-G99」から。これ、普通にすごくいいカメラで、使いやすいし握りやすいし操作感もいいのだけど、今年は個性的なカメラが多かった分、個性より完成度ってカメラは目立たなかったかなと思う。個人的には、猫動体認識機能が未搭載だったのが残念(同社のDC-S1シリーズには搭載していただけに)。でも本格的にミラーレス一眼をはじめたいって人によさげだった。
オレンジ色の車のボンネットに我が物顔で居座るチャトラくんを。キレイな車だっただけに、猫の足あとがついたろうなあ。
オレンジのボンネットにチャトラが似合ったので望遠でぐぐっと寄ってみた。2019年7月 パナソニック LUMIX DC-G99
続いて8月。ある意味、超個性的だったこのカメラは、富士フイルムの「GFX100」。130万円ほどするけど、35mmフルサイズより大きなイメージセンサーで、画素数はなんと1億画素。その上ボディー内手ぶれ補正のおかげで、普通に構えて撮れちゃうというすごいカメラだった。とはいえ、それなりに大きくて重いのであまり気軽には持ち出せない感じだけど、このクオリティーはたまらんのである。
前後のボケ具合といい柔らかい描写といい、画質という面ではワンランクもツーランクも上のカメラ。ちょっと儚げな表情がたまらん。2019年8月 富士フイルム GFX100
9月はソニーものをふたつ。ひとつは猫瞳AF搭載コンパクトカメラの「DSC-RX100M7」。猫瞳AFを積んでて、そこそこ望遠までいけてサクサク使えてかさばらない、というのはなんとも魅力的なのである。冒頭写真もそう。もう1枚、毛繕いしてる猫を狙ってたら、一瞬だけ顔を上げたのでその瞬間にシャッターを押してしまった。
猫瞳AFって瞳が見えてないとダメなんだけど、猫の目のとこに緑の枠が出てそこにピントが合うってそれだけで楽しいのである。しかもAFが速いので一瞬を逃さない。2019年9月 ソニー Cyber-shot DSC-RX100M7
もうひとつのソニーものは、なんと6000万画素を実現した35mmフルサイズミラーレス一眼「α7RVI」。街をぶらぶら歩いてたら、黒い玄関の前で門番してた猫を発見。門番なのか、家人が帰宅するのをじっと待っているのかは分からないけど、きっとどっちかだろう。
α7シリーズの最高峰はなんと6000万画素を実現しながらサクサク撮れて猫瞳AFなのがたまらない。玄関前のチャトラとちょっとにらめっこした時の図。2019年9月 ソニー α7RVI
10月はシグマの「fp」を。これも超個性的だった。35mmフルサイズミラーレス一眼で、価格も手頃(約20万円)で、何より四角くて小さくて、そのぎゅっと凝縮された箱っぽい感じがいいのだ。そして写りがいいのである。ぎゅっと締まった写りを見せてくれる。レンズラインナップやら何やらを考えると猫撮り向けってわけじゃないけど、じっくり撮るとすごくよい写真が撮れる。見てると欲しくなるので危険なカメラだ。
2019-12-16 19:04:46