オオアサ電子株式会社は、12月18日、手軽にハイレゾ全方位サウンドを堪能できるデスクトップサイズ・ニアフィールドスピーカー「TS-A200series」を発売すると発表した。12月24日より販売開始予定。これに先駆けて、2019年12月22日(日)~23日(月)の2日間、オオアサ電子株式会社 東京オフィスにおいて、先行試聴お披露目会を開催する。
同製品は、ホーン型スピーカーを全方位化した、独自構造のスピーカーシステムだ。ハイルドライバー型のトゥイーターとドーム型ウーファーをアクティブホーンとして使用することで、360°全方位スピーカーでありながら心地よいグルーブ感を再現する。
高音域を支えるハイルドライバーの振動板フィルムには、粘土を主原料とした「ポリマー・クレイ・コンポジット」を採用。フィルムの折り方を含めた製法を独自に刷新することで、より自然な音色の再現をはかっている。
低音域を支えるドーム型ウーファーユニットの振動板には、「スギ由来の新素材・改質リグニン」を成分に加えた「カーボン繊維強化プラスチック」を採用。これにより、振動板の強度を上げ、軽量化も実現。分割振動を低減し、内部損失や伝搬速度の最適化することで良好な応答性を生み出した。
さらに、ウーファーユニットを「アルミ製密閉型エンクロージャー」に収めることで、反応の良い低音を得ると共に、量的に満たない低音をシステム底面に取り付けたアクチュエータ型サブウーファーでフォロー。システム全体の音質バランスを整えている。
パワーアンプは1.2MHzキャリア仕様の高品位デジタルアンプ搭載。音質を吟味した専用ヘッドホンアンプも内蔵する。
2019-12-18 00:30:03