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顔認証、人種で正確さに違い 黒人、アジア系は誤認しがち―米調査

【ワシントン時事】米政府機関の国立標準技術研究所(NIST)は19日、本人確認や犯罪捜査で用いられる顔認証システムについて、人種によって識別の正確さに大きな違いが出るとする調査結果を公表した。米メディアによれば、黒人やアジア系は白人と比べ、誤認の確率が100倍に達したケースもあるといい、システムの信頼性に疑念を投げ掛ける内容となっている。

NISTは、マイクロソフトなどIT大手を含む99社から提供された顔認証用のプログラムを調査。政府機関のデータベースにある約1800万枚の画像を使い、正確さを調べた。

その結果、別人の顔を同一人物と認識するといった誤認の確率が、人種や性別によって異なることが分かった。女性は男性より、高齢者や子供はそれ以外の年齢層より、それぞれ誤認されやすい傾向が見られたという。

米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、連邦捜査局(FBI)は2011年以降だけで、運転免許証などのデータに基づく顔認証を使って39万件以上の捜査を実施している。空港での搭乗やスマートフォン使用時の本人確認用にも、顔認証システムは普及している。

不正確な認証は誤認逮捕や不正利用につながりかねない。NISTの調査担当者は、同紙の取材に「顔認証には、市民の権利や自由を脅かしかねない重大な技術的限界があるということが示された」と強調している。


2019-12-20 23:21:48



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